化粧品検定1級・2級に合格しました!今回は併願という形で、1日に2つの試験を受けてどちらも合格しました。
私はただの主婦ですので、化粧品についての知識はゼロからのスタートです。
美容業界で働いた経験もなし。
今回は、私のような「知識ゼロスタート、個人受験」の方にむけて書いてみます。
このページの目次
2級を受けずに、いきなり1級を受験して大丈夫か?
今回化粧品検定を受けるにあたり、すごく悩んだのが、
いきなり1級を受験するべきか、2級から受けるべきかということ。
チキンな私は結局、併願という形をとりました。
化粧品検定は、2級と1級の試験時間がずらして設定してあるため、併願が可能なのです。
で、実際受験してみての感想は、
本気で勉強すれば、いきなり1級だけ受験してもたぶん大丈夫だと思う!!
(あくまで、真面目に勉強した場合です。ある程度は勉強することが必要な試験だと思います。)
いきなり1級を受ける場合でも2級の範囲は必須
ただし、いきなり1級を受ける人でも2級・3級の範囲も勉強する必要があります。
化粧品検定1級の出題範囲は以下のようになっています。
2級の内容に加え、化粧品の中身(成分など)まで理解し、活用法を提案できる、化粧品の専門家としての知識を問います。科学的根拠のある正しい知識でコスメの活用法を提案できるコスメの専門家を目指します。
(日本化粧品検定協会公式ホームページより引用)
そう、1級の試験範囲には、2級までの内容が必須なのです!!
1級だけを受験するにしろ、2級と1級を併願するにしろ、どちらの場合でも両方の範囲を勉強する必要があるんですよね。
ですから、1級だけを受験する場合でも、テキストは「1級用」「2・3級用」のどちらも購入するべし。
2・3級のテキストの出題範囲からも、ホントに出ます。
個人的意見ですが、このテキストを2冊とも、すみからすみまでしっかりと勉強した人であれば、たぶん2級を併願せずに1級だけ受けても合格できるんじゃないかな。
結果的には併願してよかった
ただ、私の場合に限って言えば、併願したのは良かったです。
なぜかと言うと私、緊張するタイプなんです!(笑)
今回の試験では、スケジュールが午前に2級、午後に1級だったんですね。
午前中の2級の試験を受けてみて、「ははぁ、こんな感じなんだな」と雰囲気をつかめたため、1級の試験はリラックスして受けることができました。
また、午前の部と午後の部の間に、一時間半ほど空き時間があるんです。
その間、お昼ご飯を食べながら、1級の試験範囲の復習ができました。
これが思いのほか良かった!
それというのも、2級を受けてみて何となく出題の傾向がわかったため、「あ、この部分、こんな感じで出るかも?」と思った、まさにその部分が!
午後の試験で、ばっちり出たんです!!(゚∀゚)
ラッキー。
・・・・そんなわけでタイトルの「いきなり1級だけ受験しても大丈夫か?」の問いには、
しっかり勉強すれば大丈夫、でも併願するといいこともあると答えます!
体力的にはちょっと疲れますが、私は併願してみてよかったです。
併願の場合、お昼ご飯の場所をチェック
蛇足ですが、併願する場合、お昼ご飯を食べられる場所を探しておいた方がいいです。
私は福岡会場で受験したのですが、会場となった九州大学は、日曜のため学食が閉まっていました・・・Σ(゚д゚lll)。
土地勘がなく、スマホで探せる飲食店は少し遠かったため、コンビニで購入して大学のベンチで食べました(笑)。
試験会場は、試験後は立ち入ることができないのです。
コンビニまで往復20分ほどかかったので、そのぶん、復習できる時間をロスしてしまいました。
こんなことなら、あらかじめお昼ご飯を買っておくべきだった!と悔やみました。
美容知識ゼロの主婦が合格した勉強法
さて、私は美容業界の経験もなく知識もない主婦。しかもバリバリの文系で生物・化学もてんでダメです。
そんな私がどうやって勉強したのかをご紹介しましょう。
勉強時間はどのくらい?
私が化粧品検定に申し込んだのは、期限ぎりぎりでした。
そこからテキストと問題集を購入し、届いたのは試験の約1か月前!
ちなみに私は専業主婦・子どもは小学生です。
比較的時間に余裕はある方ですが、なんせ根性はない(笑)!!
「ヒマな時間にやろう」ということでは、サボるのは目に見えています・・・。
ですから、子どもの習い事を待つ間に勉強することにしました。
習い事は一回1時間、週に2回です。つまり1か月で8時間。
さらに、後半の2週間は、夜寝る前の1時間ほどを勉強に当てました。
あとは試験前日の土曜日は、夫に子どもをお任せして、ほぼ一日復習にあてました。
つまり合計すると、35時間くらいは真剣に勉強した計算になります。
もともと美容の知識が豊富な方なら、もう少し効率よくできるのかもしれません。
私の勉強法
さて勉強法ですが、使うのは「テキストと問題集」。
どちらも化粧品検定公式ホームページにて販売されています。どちらも本当に買って良かった!
特に問題集は、出題の傾向を知るのに役立ちます。
問題集をやっていなかったら、本当に全然解けなかったと思います。
ただ、問題集は解答を含めて100ページ程度のボリューム。出題範囲をすべてカバーしているわけではありません。
ですから問題集を解くだけでなく、テキストもしっかりと読み込むのがよいと思います。
成分名の覚え方に苦労した
化粧品検定は、成分の名称などがたくさん出てきます。
たとえば、「セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク」とかね。(;´∀`)長いよ!!
(ちなみにこれは、コンディショナー等に用いられることの多い、指通りを向上させるための成分)
・・・・こういうの、覚えるのがホント、難しかったです・・・。
私はとにかく、書いて書いて!!覚えました。
ただ、化粧品検定はマークシート方式なので、試験に合格するためだけなら、一字一句間違わずに覚えていなくても、この語句を選ぶことができれば大丈夫。
当然ながら、その後に活かすためには、しっかりと覚える事が大事だと思いますが、ね。(´・ω・)(・ω・`)
そんなわけで、覚えづらい成分名は語呂合わせしたり、イメージを膨らませて覚えることにしました。
たとえば・・・・「チオグリコール酸塩」。
これは除毛料(クリーム、ペースト)によく使われる成分なんですが、私はなぜかこれが覚えにくくて。
ちょうどテキストのこの部分に、足の除毛中の女の子のイラストがあったんですよ。
私はこの女の子を「チオさん」と名付けることにしました(笑)。
「除毛料」についての設問が出てきたら、除毛クリームを足に塗りまくっている、千緒さんの姿を思い出すのです。
するとあら不思議!「チオグリコール酸塩」という、聞きなれない単語もいつの間にか覚えちゃうんですね!(゚∀゚)
・・・・こんな感じで、覚えにくい単語はイラストにしたり、図に書いて覚えました。
勉強嫌いで、化学の授業なんて何一つ覚えていない私ですが、成分名、ちゃんと覚えることができました。
「エッ、こんなの覚えるの?!」と思う方がいるかもしれませんが、大丈夫、なんとかなります!!
化粧品検定に「過去問」はない
化粧品検定には、いわゆる「過去問」がありません。
また受験者は、試験問題をSNS等で明かすことを禁止されます。
ですからネット上を探してみても、実際の問題を見つけることができません。
これから受験する方は、「実際の難易度はどのくらい?」というのが気になるところですよね。
また「公式HPで販売している問題集と同じ問題が出るのか」というのも気になると思います。
具体的には書けませんが、アドバイス的なことを言うとしたら、
「とにかくテキストをすみずみまで読み込むこと」が大切なんじゃないかなと思います。
実際の試験では、問題集と内容がかぶる設問もありましたが、問題集をやっただけでは答えられないものも多くありました。
ですから、やはりテキストは大事です。
頻出問題には「ココちゃんの検定マーク」がついていますが、このマークがついている場所はもちろん、ついていない場所もしっかりチェックするべし!!
ひっかけ問題が多い印象でしたが、テキストをしっかり読み込んで、語句を覚えていれば大丈夫!
落ち着いて考えれば、決して歯が立たないということはないと思います。
正直に言えば、私はうろ覚えの部分もたくさんあったので、
「これ、テキストのあの部分に書いてあった!・・・・書いてあったけど、正解が分からない!!(´;ω;`)ウゥゥ」
という場面がちょこちょこありました(笑)。
涙を飲むのを防ぐためにも、テキストはしっかりと読むのがおすすめです。
おわりに
ただの主婦である私ですが、化粧品検定、受けてよかったです。
化粧品を選ぶときに、今までとは違った見方ができるようになりました。
そして、好きなことを勉強するのって、たのしい。
化粧品検定1級に合格すると、「コスメコンシェルジュ」の資格認定プログラムを受講することができます。
(※有料です)
せっかくなのでコスメコンシェルジュ資格の取得目指して、さらに化粧品について勉強してみようと思います!
追記・受講しました。
「コスメコンシェルジュ資格認定プログラム」WEB受講しました
それではまた!